【ニューシネマパラダイスのロケ地②】チェファルーにパレルモから日帰り観光
前の記事でニューシネマパラダイスのジャンカルド村のロケ地となったパラッツォアドリアーノ訪問記をまとめましたが、夏休みにトトが野外映画館を開くシーンが撮影されたのは、パレルモから電車で約50分の港町チェファルー。
ここが本当に美しくオススメなので、パレルモからのアクセス方法をまとめようと思います!
パレルモ中央駅で電車に乗る方法
チェファルーへはパレルモ中央駅から電車で約50分。だいたい1時間に1本のペースで電車が走っています。
時刻表は以下サイトから確認できます。
さて、パレルモ中央駅で電車に乗るときは、日本の電車とは微妙に異なる点があるので以下やるべき事をリスト化します。
①駅でチケットを買う
これは意外に簡単で、駅構内入ってすぐのところにある自動券売機で、英語を選択し行先を選べば簡単に購入できます。
ご親切に音声アナウンスで「スリによく注意して操作してください!」と言ってくれますので、周囲によく注意しながら操作して下さいね(特に一人旅の方)。
チケットはこんな感じです。
②プラットホームで卵型の刻印機にチケットを通す
これが日本とは異なる文化なので忘れがちなのですが、ホームに緑色の卵型の刻印機があり、乗車前にここにチケットを通す必要があります。
まぁ日本の改札と同じと思えば変ではないか。
3秒ほど挿入して、カチッと音がしたらOK。文字が刻印されているはずです。
この刻印を忘れると、車内で乗務員さんに見つかった際に罰金だそうで、旅行客でも容赦なく取り立てるとの噂ですので絶対に忘れぬように!
③電車を降りる
いや、当たり前じゃーん!と思われるかもしれませんが、シチリアの電車は降りるとき手動です。
私、勝手に自動だと思い込んでボーッと扉の前で突っ立ってたら後ろからオバちゃんに「何してんのよ!」って怒られました。笑
結構重たいので、自信が無い方は地元民の後ろに付いて降りるといいです。
チェファルーの街並みを上から眺める
チェファルーに来たら絶対外しちゃいけないのは、崖の上から眺める街並み。
La Roccaという場所までハイキングする必要があります。
駅を降りて市街の方へ進んでいくと、右側に登山マークの標識とLa Roccaの文字があると思います。
私は見落としてしまい迷子になってしまったのですが、崖沿いの細い登り道のどれかをどんどん上がっていけばいつか入口に着くのでご安心を。
入口で4ユーロを支払い、いざ登山開始。
登山と言っても、階段が整備されており、だいたい20分くらいで着くのでスニーカーさえあれば誰でもいけるかな。お年寄りは難しいです。
途中で二手に分かれる道がありますが、ここを左に行きましょう。
そこから間もなくすると、、、、
あまりの美しさにため息。
誇張抜きで、この景色を眺めているだけで1時間過ぎてしまいました。
まるで宝石のような美しいチェファルーを眺めながら、イヤホンをしてニューシネマパラダイスのテーマを聴く至福の時間。
生きてて良かったと心から思える瞬間でした。
マジで離れたくない。
今回のシチリア旅行で最も美しかったのはこの景色でした。
本当におススメです。
ニューシネマパラダイスの野外映画ロケ地
街の端っこにあるこの波止場。
トトとエレナが雨の中ロマンティックなキスをしたあの海辺じゃないですか〜!!
バカンスで訪れているヨーロッパ人がたくさん泳いでいました。
一時期KPOPアイドルに憧れて、日本では美白で通っている(自称)私も、イタリア男のような小麦色の肌になりたい!と服を脱ぎ脱ぎ、1時間ほど太陽の光を浴びてみました。
…
結果、全身大火傷。
シチリアの太陽を舐めちゃいけない…
ホテルの受付の人に心配されるレベルで真っ赤になって帰宅した私に彼はこう言いました。
Welcome to Africa!
そう、シチリアはイタリアの首都ローマよりチュニジアの首都チュニスに近いのです。ほぼアフリカ。
日焼けが痛すぎてその後の観光に支障をきたすレベル。皮膚ガンになるリスクも大きく上げてしまったと後悔…泣
夏のシチリアに行く方は、男性でも絶対日焼け止めを持って行くべきです。命に関わります。
街歩きが楽しいチェファルー
チェファルーはコンパクトな街なので3時間ほどあれば全ての道を歩き尽くせると思いますが、とにかくどこを歩いても絵になる。
こういう洗濯物が連なる風景、ザ・シチリアだよな〜
お店もとにかく可愛い。
雑貨好きの女性はハァハァしそうな街。
パレルモよりもお土産の種類が豊富なので、チェファルーでお土産を購入することをお勧めします!
以上、パレルモを訪れるなら絶対オススメなチェファルーの紹介でした!