冬の与論島が穴場すぎた話
こないだの12月、与論島に行ってきました。
なぜ冬に与論島?と思われるかと思いますが、ちょうど1年前の冬に石垣島&竹富島に行っていたので、冬の島はイイというのを知っていたので我慢できず。。。
世間がクリスマスに浮かれる中、単身与論島へ乗り込みました。
沖縄本島のすぐ上にある、鹿児島県最南端の島、与論島。
1970年代、空前のブームとなり日本中の若者が押し寄せたこの島ですが、現在はブームも去り、静かな島時間が流れる穏やかな島に。
そんな与論島、夏はもちろんのこと、冬でも全然楽しめる、いやむしろ人の少ない冬の方がおすすめかもしれないんです。
与論島へのアクセス
与論島へのアクセス方法は主に4つ。
①那覇経由で与論空港へ
②鹿児島経由で与論空港へ
③沖縄本島からフェリー
④鹿児島からフェリー
③・④は時間がかかりすぎるのでおすすめできません。
私は①の羽田発那覇経由で与論島まで行きました。
↑那覇空港からはこんな小型のプロペラ機で与論まで。
揺れるかな~と不安でしたが意外と揺れることなく、眼下に広がる美しい沖縄の島々にうっとりしている間にあっという間に与論島到着。
与論での宿は星砂荘
与論島でお世話になったのは、ブルーの外観が可愛らしい星砂荘。
hoshizunasou.com
↑星砂荘さんの公式サイト。一人旅の方におすすめです!
与論島を舞台にした映画『めがね』でも登場した民宿で、映画ファンのみならず海外の観光客や修学旅行でやってくる学生さんたちからも広く愛されている民宿です。
ごはんもとても美味しく、宿の方もとてもアットホームで親切で、大好きになりました。
またいつか戻ってきて、みんなに会いたいな~
与論民俗村で島の伝統を学ぼう
星砂荘のすぐ近くにある与論民俗村では、与論の歴史的な家屋や伝統的な暮らしを学ぶことができます。
お土産コーナーもあり、与論島のさとうきびを使ったお菓子や与論伝統の雑貨など、たくさんのグッズを揃えているので、「与論ならではのものが欲しい!」という方はぜひ!
与論観光の最大の山場、百合ヶ浜!
死ぬまでに訪れたい世界の絶景100選にも選ばれている百合ヶ浜。
与論島の沖合に、干潮の時だけ一瞬現れる砂の島です。
実は与論滞在中のほとんどが曇りか雨で、美しい海も見れないかもしれないと覚悟していたのですが、なんとたまたま百合ヶ浜を訪れた2時間だけ快晴のとなり、海も色鮮やかなヨロンブルーに!!
クリスマスを捨てて与論にやってきた私を神は見捨てなかった!!!
百合ヶ浜に行くためには、空港や宿でもらえるパンフレットに記載のあるグラスボート屋さんに電話予約をする必要があります。
私が行ったときは、オフシーズン&直前まで雨が降っていたため、なんと私ともう一組の計4人だけ。
ほぼ貸切状態で百合ヶ浜を楽しむことが出来ました。
ほんとに綺麗!
まさに死ぬ前に見ることができてよかった絶景。
写真は撮れなかったけど、ウミガメも見れました。
これ、12月ですよ。しかもビーチは私含め4人だけ。
ね、冬の与論、おすすめでしょ???
ギリシア風のカフェ、『海カフェ』でハイビスカスティーを
与論島はギリシアのミコノス島と姉妹都市であることもあり、ギリシアをモチーフにした白い壁の美しい建物がたくさん。
そんな中でもおすすめなのが、港にほど近い海沿いにある、その名も『海カフェ』。
www.yorontou.infoかわいい雑貨を集めた雑貨屋さんと併設されたカフェが本当に可愛くておしゃれ。
玄関先で可愛い猫ちゃんがお出迎えしてくれます。
店内では、美しい世論の海を眺めつつ、南国ならではのハイビスカスティーをいただくのがおすすめ。
細い小道を抜けていかないとたどり着けないので、行くときは地図アプリ必須かも。
旅の最後はヨロン駅で
空港のすぐ近くのサトウキビ畑を抜けていくと、ヨロン駅が。
駅といっても本当の駅ではなく、駅のモニュメントなのですが、『なんとなく可愛い!』というゆるふわな理由で人気のフォトスポットになっています。
写真右手が鹿児島方面、左手が沖縄方面になっています。
飛行機待ちの時間つぶしにはもってこいの場所です。
急きょ1週間前に思い立って訪れた冬の与論島ですが、期待以上に楽しめました。
もちろん夏はもっと美しいのでしょうが、冬の与論島は観光客が少なく、より素の島人の暮らしを学ぶことができて、私は大満足でした。
またいつか帰ってくるよ!