潮来と佐原のあやめ祭り
80代を超えた祖父母に恩返しをする!というのをこれからの目標に立てた私。
バスツアーで日帰りで行ける所に観光で行きたいという祖父母の願いを叶えるべく、クラブツーリズムのバスツアーを利用して、茨城県潮来のあやめ祭り&千葉県佐原のあやめパークでサッパ舟乗船体験をしてきたのですが、予想以上に良かったので備忘録がてら記事にします。
水郷潮来あやめ祭り
千葉県と利根川を挟んで隣接している、茨城県潮来で毎年5月下旬〜6月中旬にかけて行われている水郷潮来あやめ祭り。
水の豊かなこの地域では水芭蕉とも呼ばれるアヤメが咲き乱れ、本当に美しいところです。
そしてこの時期、あやめ祭りの目玉は何と言っても「潮来花嫁さん」!
古くから水郷として川の多かったこの地域ではお嫁に行く花嫁さんは家族と共に嫁入り道具を舟でお婿さんのところへ運んでいて、その名残で今もこうして花嫁さんが舟にのりお婿さんのところへ移動する催しがあるのです。
私もたまたま花嫁さんに遭遇し、たくさん素敵な写真を撮れたのですが、お顔が写ってしまっているので今回は遠目からのこの一枚だけ載せますね。
観光客の方や市民の方から「おめでとう!」「お幸せに!」と声を掛けてもらっていた花嫁さんはとても美しく、幸せそうでした〜!
いいもの見れてラッキー!
佐原あやめパークでサッパ舟に乗ろう
潮来からバスで10分ほどの距離にあるのが佐原あやめパーク。
県境にたくさんアヤメの見所が集まっているようです。
ここではサッパ舟と呼ばれる伝統的な小舟に乗る体験ができます。
「サッパ舟」という名前の由来ですが、諸説あるものの「笹の葉に舟の形が似ているから」というのが1番有力だそうです。
広い園内のため池を15分程かけてゆっくり案内してくれます。
注意点としては、サッパ舟乗船時は靴を脱いで足を伸ばして床にお尻を付けて座ることになるので、足の不自由な方や高齢の方には結構キツイということです。
私は足の悪い祖母を連れていたのですが、高齢者用の椅子を置いてくれると伺っていたので係員の男性にお願いしてみたところ、「そんなのあるわけないじゃん、無理無理」と言われカチン…。事前に確認した時には担当者から椅子の用意があると聞いたと再度伝えると、「じゃあそこにいる別の係に聞いてよ」と。
そこでその係のお姉さんに聞いてみたところ、笑顔で小さな椅子(お風呂場の椅子的なもの)を置いてくれて座りやすいよう配慮をしてくれました。
あの男性係員はお年寄りの対応が面倒、という態度で、祖母に申し訳なく本当に悲しかったのですが、笑顔の素敵なお姉さんのお陰で救われました。ありがとう!
美しく咲き乱れるアヤメを眺めながらの15分のサッパ舟乗船は一生忘れられない経験になりました。
あやめ祭りへのアクセス
私はバスツアーで行ったのですが、公共交通機関でも行けないことはないです。
潮来あやめ祭りはJR鹿島線、潮来駅からほど近い徒歩1分ほどの所が会場です。
佐原あやめパークはJR成田線、佐原駅が最寄りですが駅から遠く、タクシーで20分ほどかかります…
ただ、あやめ祭りの期間はシャトルバスが運行しているようですので、こちらを利用した方がいいかも!
https://www.city.katori.lg.jp/sightseeing/ayamepark/access/access-train_bus.html
どちらも東京駅から片道3時間ちょっと。
日帰り観光だと、丸一日潰れるのは覚悟しておく必要がありますね。
正直バスツアーを利用して行き帰りは寝たりスマホ弄ったりして優雅に行くのが1番効率的で快適だと思います!
以上、皆さまにもお勧めしたいあやめ祭り体験記でした。