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カナダに一人暮らし中のアラサーによるブログ。」

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【ニューオーリンズ旅行】オークアレイ・プランテーション半日ツアーがおすすめ!

ニューオーリンズに来たかった理由の一つ、プランテーション

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映画『それでも夜は明ける』等では過去の辛い奴隷制の象徴として描かれ、『きみに読む物語』ではロマンスの舞台としても使われたアメリカ南部のプランテーションを、是非一度この目で見てみたいと思いはるばるルイジアナ州までやってきました。

(ニューオーリンズの治安やフレンチクォーターについてはこちら。)

couchpotato.hatenablog.jp

 

Oak Alley Plantation (オークアレイ・プランテーション)

ニューオーリンズには幾つかプランテーションが存在するようですが、中でも最も人気があるのがOak Alley Plantation(オークアレイ・プランテーション)。

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その名の通り、邸宅裏の小道をオークの木々がまるでトンネルのように覆っている様子が非常に美しいプランテーションです。

1837年に建築され、サトウキビ栽培の拠点として繁栄しました。

敷地内には農主家族が住む豪邸、Big Houseを中心に、奴隷達が暮らした小屋、ギフトショップ・レストラン等も設置されています。

 

オークアレイ・プランテーションまでのアクセス

フレンチクォーターからオークアレイ・プランテーションまで行くには車以外の方法がありません。

カナダの運転免許証を持っているとはいえ半分ペーパードライバーのような私。何が起こるかわからないアメリカ旅行中にレンタカーで運転するのも怖い…ということで、大人しく現地ツアーに参加しました。

私が使ったのは海外での現地ツアーを数多く販売しているOTA(オンライン・トラベル・エージェント)であるViatorのこのツアー。

www.viator.com

オークアレイ・プランテーション行きのツアーは沢山あるのでどれでも良いんじゃないかなと思いますが、なるべく現地滞在時間が長めのものを選ぶといいかなと。

私が参加したツアーは8時半ごろにホテルまでバスがお出迎え、10時過ぎにプランテーションに到着して2時間自由行動、12時過ぎにプランテーションを出発して14時頃にフレンチクォーターに帰ってくるというスケジュールでした。

値段はだいたい1万円ちょっと。往復の送迎とプランテーション入園料・Big Houseガイド料が含まれているのでかなりお得だと思います。

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他にもプランテーションツアーと組み合わせて近くの湿地帯観光に行く事ができるプランもあるみたいなので気になる方はぜひ。

 

オークアレイ・プランテーションの様子

プランテーションのシンボルであるオーク並木。

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Big Houseのガイドツアーに参加すれば、2階のバルコニーからこんな素晴らしい写真を撮影することができます。

並木道はインスタグラマーが決め決めのポーズで撮影しまくってるのでなかなかいい写真が撮りづらいですが、タイミングを見計らえば誰もいない並木道の写真を撮ることも可能です。

綺麗ですけど、この並木道の整備も奴隷にやらせたのかななどと考えると複雑…。

ちなみにオークアレイ・プランテーションでは結婚式を挙げることが出来るらしいです。

見た目はロマンチックではありますが、ニューヨークから来たというカップルと話た時は「こんなとこで結婚式あげるとかマジで頭おかしい」みたいな反応でした。歴史が歴史なだけにね…。

Big Houseから少し離れたところには奴隷達が住んでいた小屋が再現されています。

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当然空調もなく、暑くて洪水に見舞われることもあるニューオーリンズの夏をここで過ごすのは過酷だったでしょう。

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小屋ごとに展示が施されていて当時の奴隷の方達の生活の様子を学ぶことができます。

駐車場の近くにはギフトショップ兼レストランも。

私はオーク並木が描かれた綺麗なポストカードを購入しました。

 

映画の中の世界でしかなかったプランテーション

実際にこの目で体感して、当時の歴史をガイドさんから学ぶことが出来たのは貴重な体験でした。

ニューオーリンズにいらした方は、ぜひプランテーションツアーも行程に追加してみてください。