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ウズベキスタン旅行記② 実際行ってみて感じたウズベキスタンの治安

ウズベキスタンに行く、と周りに伝えると必ず聞かれること…

「え、大丈夫?危なくないの?」

なんとなく名前に「スタン」と付く国は危ない印象がありますよね。実際にパキスタンアフガニスタンは観光で行くにはリスクの高い国ですし。

 

個人的感想: ウズベキスタンはかなり安全でした

私自身、これまでで最大レベルの警戒をしながら観光しましたが、結論から述べるとウズベキスタンはとても安全な国でした。

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ウズベキスタン旅行の1日目、タシケントからサマルカンドに向かう高速鉄道の中で、私の前に座ったおじさんが貴重品の入ったバッグを置いたまま20分ほどトイレに行っていたのを見て、「この国はたぶん大丈夫なんだろう」と思いました。

そして実際、その通りでした!

サマルカンドやブハラは、夜は暗くなる道も多いのですが、21時位まで子供達がサッカーをして遊んでいたり、女性が夜に1人で歩いているのもよく見かけました。

勿論、私が危険な裏路地などを避けて行動しているというのもあると思いますが…

普通に常識の範囲内で危なそうなエリアを避ければ問題はなさそう。私がこれまで訪れた、パリやアムステルダムの方がよっぽど危ない雰囲気でした。

ただ、サマルカンド駅で拾ったタクシー運転手がちょっとヤバい人で、「25ドルで俺を1日観光ガイドに雇え!」と頑なに主張してきて、断っても断ってもこちらの肩を掴んで懇願してきて(最後は涙目…w)かなり怖かったです。

タクシーに乗る時は、駅を出た瞬間に群がってくる運転手よりも、彼らを切り抜けた先で少し控えめに「タクシーどう?」と聞いてくる運転手の方が信頼できるというのが今回の旅で学んだことですので参考にしてください!

ウズベキスタン人はとっても親切!

これ、ちょっとびっくりしました。

色々な方のブログを拝見して、ウズベキスタンの方々は優しい、というのは知識としては持っていましたが、私基本的に超人見知りなので、現地の人とそこまで関わる機会がないことが多いのです。

しかしウズベキスタン人は違いました。向こうからガンガン絡んできてくれて、心配をしてくれます。

タシケント空港でホテルまで送ってくれたタクシー運転手(別記事で紹介したAdvantourで手配してもらったタクシー)は、とにかく食事の心配をしてくれ「フルーツと水を一緒に飲むとお腹を壊すぞ!」と教えてくれました。

couchpotato.hatenablog.jp

サマルカンドでたまたま乗ったタクシー運転手は日本に住んでいたことがあるという青年で、日本人が大好きだから「無料でいいからやらせてくれ」と1日観光ガイドをしてくれました(もちろんお金は支払いましたよ)!

彼が連れて行ってくれた地元の人しか行かないレストランでは、彼の友達にたくさん出会い、みんな優しく会話をしてくれました。

ウズベキスタン人良い人エピソード、まだまだあります。笑

後日記事にしますが、タシケントで「Kanishka」という雑貨屋さんに行きたかったのですが、郊外の外れにあり、位置がイマイチよく分からない…ということをタクシー運転手に伝えると、わざわざネットで電話番号を調べてお店に電話して道順を確認してくれました。

そして極め付けに、タシケント空港でのエピソード。

小腹が空いたため自販機のお菓子を買おうとしたら、何と隣のお菓子に引っかかって商品が落ちてこず…。

叩いてもビクともせず、大した金額でも無かったので諦めようとしたその時、一部始終を見ていたウズベキスタン人の女性(高校生くらいかな?)が「大丈夫?いま助けてあげるよ!」と言って自販機の管理者に電話をして呼び出してくれたのです!!

日本円で20円くらいだったから別に良かったのに….笑

でも彼女の優しさが本当に嬉しくて、最後にしあわせな気持ちでタシケントを去ることが出来たのでした。

 

なんだか持ち上げ過ぎてる気がしますね…

もちろん、ヨーロッパやアジアなど他の海外の国を訪れる時と同じような注意は必要ですが、名前だけで必要以上に心配する必要はないですよ、ということをお伝えしたいです。

また改めて紹介しますが、ウズベキスタン旅行で心配すべき点は、治安ではなくお金面や施設の不便さなので….笑

 

ではでは。