Couch Potato

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栗原恵と大山加奈〜メグカナの功績をいま語りたい

ここ最近、メディアで「メグカナ」こと栗原恵大山加奈の2人を目にすることが多くなった。
今だから語れる2人の微妙な関係!みたいなテーマでテレビ出演していることが多いように思われ、あのメグカナがすっかり過去の人扱いされてしまっている事実に時の流れの速さを感じます…。
だって、メグカナは私がバレーボールを好きになるきっかけを作ってくれた、いわば恩人なのです。私にとっては2人は永遠にアイドルだし、神なんです。笑
栗原選手は一応まだ引退はしていない(今後は続けるか引退するか考え中とのこと)のにこんなブログを書いたら失礼かもしれませんが、今回はメグカナが日本女子バレー界にもたらした功績について語らせてください。

プリンセスメグ 栗原恵

栗原恵については以前もブログを書いているので興味のある方は是非見てみてください。


187cmの長身に可愛らしいアイドル顔、おまけにそこそこ動けるとあって一躍スーパーヒロインになった栗原。
余談ですが私の友人曰く、栗原はモーニング娘。道重さゆみに似ていると言ってましたが…。
身長も実は190cmあるのに逆サバ読みしてるという説もバレーファンの間では根深いです。
とにかく、ルックス良し、日本バレー史上トップクラスの高身長、身長の割には守備もそつなくこなす、とあればファンの期待も高くなるのは仕方ありませんよね。
栗原にはとにかく華があるんですよね〜。
特に優勝した2005-06年Vリーグの時の栗原は神がかってました。
あの華麗なルックスから豪快なジャンプサーブを打ちまくる姿に完全に心奪われました。
ただ、2009年に怪我をして以降はジャンプ力が極端に落ちてしまい、その後も度重なる怪我でどんどん動きが鈍くなっていってしまったのは見ていて辛かった。
それでも、2017-18年Vリーグでは前半はスタメンでガンガン得点しまくってたので、まだまだやれると思うんですよね。
もう少し、コートの中で輝く栗原が見たい!

パワフルカナ 大山加奈

当時は「プリンセス」に対して「パワフル」は可哀想だよな〜と思ってましたが、マスコミがそう呼びたくなるのも無理はありません。
大山加奈のスパイクパワーは本物でした。
日本人選手で、あれだけ骨格がしっかりした大型レフトは後にも先にも大山だけなんじゃないでしょうか。
長年2段トスを打ち切れる大型レフトの不在に悩まされてきた日本にとって、2段トスを相手コートに強烈にぶち込む大山の存在は衝撃的なものでした。
春高バレーでの栗原とのメグカナ対決は今でも伝説です。
栗原が決めれば大山が決め返す、まさにエース対決と言える名勝負でした。
アテネ五輪でも、日本のレフトの中では1番世界相手に通用していました。
これから大山が成長してくれれば、楽しみだな〜と当時は期待に胸を膨らませました。
ただ、実質この2004年が大山がフルで活躍できた最後の年になってしまうんですよね…。
腰、肩、腰、、と相次ぐ怪我の連続でどんどん自信を失って行く大山の姿を見るのは本当に心が痛みました。
2007年頃のインタビューでは、他の選手が笑顔で写真に写っているなか、大山だけは今にも泣き出しそうな、悲痛な顔でインタビューを受けていたのを見て「神様、どうか大山を救ってあげて!」と思わずにはいられませんでした。
2008年に腰の手術に踏み切り、2009-10年Vリーグでは開幕戦スタメンまで復帰したものの、腰痛が再発してしまい2010年引退されました。
歩くのも困難な腰痛に悩まされながら、本当によく頑張ったと思います…。
最近はテレビでの解説もよくやられていますが、高度な技術についても視聴者に分かりやすく言葉を選んで説明してくれるので、とても大好きな解説です。

対照的な2人のエース

ブーム当時はキャッチコピーに騙されて、「女の子っぽい栗原」と「強気で男勝りな大山」というイメージを持っていましたが、実際には真逆で、大山は監督や親からも「加奈はアスリートには向いてない」と言われるほど心が優しい選手だったのに対し、栗原は負けん気が強く男勝りな性格だったみたいですね。
大山が2006年以降全日本からフェードアウトしていったのと入れ替わりで栗原が全日本に復帰し、大山に求められていた大砲的ポジションを栗原がやらされていたのは皮肉でした。
大山が高いトスを打ち切る大砲タイプだとしたら、栗原は機動力を活かして前後左右から打ち分けるタイプだったはずなのですが…。

メグカナの功績

栗原と大山のメグカナブームがあったからこそ、ドン底だった女子バレー人気が一気に復活したといっても過言ではありません。
そのお陰で日本代表の試合のテレビ放送が増え、全国にバレーボールファンを増やしたことは間違いなく、これがメグカナの最大の功績と言えるかもしれません。
この間、V リーグオールスター戦がありましたが、20代の選手がみな栗原のもとへ「写真を撮ってください!」と駆け寄ったということからも、栗原・大山に憧れてバレーボールを始めた選手というのは少なくないのではないでしょうか。
いまの高校生くらいの世代はメグカナというより木村沙織に憧れてバレーボールを始めた人が多いですが、そもそもメグカナブームがあったからこそバレーボールがメディアに取り上げられるようになり、その中で木村沙織という天才にもスポットライトが当たるようになったことを考えると、メグカナの影響力はもっと評価してもいいんじゃないかと思います。
あと、高身長選手だからといって若い時から守備免除でスパイクばかり打たせるのは良くないよね〜という風潮が広がりつつあるのも、メグカナを壊してしまった反省としてバレー界に広まりつつあります。
最近では古賀や黒後など、若く期待されている選手もしっかり守備の練習をさせているのはこの辺りの反省が活かされているように感じます。

 

うーん何だか書きたいことが多過ぎて支離滅裂になってきたので、今日はこの辺にします。笑
とにかく、木村沙織ばかりに注目が行くけれど、メグカナの功績も忘れないでよってことが言いたかったのでした!