Couch Potato

カナダに一人暮らし中のアラサーによるブログ。」

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独身男が選ぶおすすめ恋愛映画ベスト50

もともと旅行の思い出の備忘録に...と思って始めた当ブログ。
が、ひょんな思い付きから2本ほど映画に関する記事を書いたところアクセス数の大半がこの2記事になるという誤算に驚いております。

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 ↑最新とか言っといてもう1年以上前ですすいません(汗

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 ↑最近泣ける映画記事を上回りました。

おだてられるとすぐ調子に乗るタイプですので、今回は調子に乗って、独身の私が独断と偏見で選んだおすすめ恋愛映画ベスト50を作ってみました。
参考にしていただけると嬉しいです~。


※以下の作品の【あらすじ】は私が普段お世話になっているTSUTAYAさんの公式HPからの転載です。

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みなさんも映画を観るときは是非TSUTAYAさんで!!


第50位 リメンバー・ミー(2010)

 

【あらすじ】
ニューヨークの安アパートに暮らす青年、タイラー・ホーキンス。6年前の兄の自殺が未だに心に深い傷として残る彼は、以来、家族よりも仕事を優先する弁護士の父との溝が深まるばかり。ある日、ささいな行き違いから警官のクレイグに逮捕されてしまったタイラー。その復讐で彼の娘アリーを誘惑するが…。

 

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【感想】

いま話題の(2018.3現在)あっちのリメンバー・ミーではない方のリメンバー・ミー

割と淡々と、2人の若者が恋に落ちて行く模様を描く作品だと思いきや、最後にちょっと驚く展開が。

ここは賛否両論だと思いますが、あなたはどっち?

 

第49位 サマー・ストーリー(1988)

【あらすじ】
田舎町にやってきた青年が、村の娘と恋に落ちる。青年は真摯な気持ちであったが、都会の生活が忘れられない。やがて娘を振り切って都会へ戻ったとき、娘が彼の子供を宿していたことを知る……。

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【感想】

あまり有名ではない作品ですが、「田舎町の娘との一夏の恋」というキーワードにピンと来た方にはおすすめ。夏は田舎に行きたくなりますね…。

 

第48位 ウォーク・トゥー・リメンバー(2002)

【あらすじ】
『メッセージ・イン・ア・ボトル』の原作で知られるニコラス・スパークスの最高傑作を映画化。不治の病にかかり、誰も愛さないと決めた美少女と不良少年との純愛ストーリーが涙を誘う感動作。

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【感想】

真面目ガリ勉少女とヤンキー男の恋愛という、なんだか日本の少女漫画のような作品。

途中ある出来事が起きて物語が一気にシリアスになっていく辺りからはグッとくるシーンも。

 

第47位 アメリ(2001)

【あらすじ】
小さい頃から空想の世界が一番の遊び場だったアメリ。22歳になった今でも、モンマルトルのカフェで働き、周りの人々を観察しては想像力を膨らませて楽しんでいた。そして、あることをきっかけに、他の人を幸せにすることに喜びを見出したアメリ。他人の人生にこっそりおジャマしてはたのしい悪戯を仕掛け、人知れずお節介を焼いて回るのだった。そんなアメリも自分の幸せにはまったく無頓着。ある日、不思議な青年ニノに出会ったアメリはたちまち恋に落ちてしまうのだったが、アメリは自分の気持ちを素直にうち明けることが出来ない……。

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【感想】

レオンのマチルダと同じくらい熱狂的なファンが多いアメリ。

フランス映画らしく、割と淡々と、ちょっぴりシニカルに話が進んでいきます。

アメリの恋の行方もさることながら、アメリが働くお店にやってくるストーカー男も気になるキャラです。

 

第46位 ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(ディスタンス)(1995)

【あらすじ】
列車の中で偶然出会った一組の男女。二人は意気投合して列車を途中下車し、ウィーンの街をあてどもなく歩く。しかし楽しい時間はあっという間に過ぎ、やがてお互いの生活に帰る朝がやってくる……。

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【感想】

パッケージがメロドラマっぽいので敬遠してたのですが、2人の男と女が偶然出会い、1日を過ごす様子を極めてリアルに描いていて、むしろ淡々としています。

こんな美男美女だったら、旅行先でも楽しみが広がるんだろうな〜と鏡を見ながら悲しくなったり。笑

続編も2作品あるようなので、観てみなきゃ。

 

第45位 この胸いっぱいの愛を(2005)

【あらすじ】
2006年、百貨店に勤める鈴谷比呂志は、出張で小学生時代を過ごした北九州・門司を訪れた。そこで郷愁に浸る比呂志だったが、その時ふと一人の少年に出くわす。彼はなんと、“ヒロ”と呼ばれていた20年前の自分だった。比呂志は知らぬ間に1986年にタイムスリップしていたのだった。そしてある出来事がきっかけで、比呂志は祖母の旅館でヒロと奇妙な共同生活を始めることに。そんなある日、彼は憧れの女性“和美姉ちゃん”と再会する。難病を患いながらも手術を拒否してこの世を去ってしまった彼女を、今なら救えるかも知れないと考える比呂志だったが…。

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【感想】

個人的に2004〜06あたり、世間では海猿ブームだった頃の伊藤英明がめちゃくちゃカッコいいと思うのです。

本作(2005年)の伊藤英明もカッコいい。

ミムラはぶすっとしすぎであまり好感を持てないキャラだったな。。。

セカチュー」や「いま会い」が好きだった人なら楽しめるんじゃないかな。

 

第44位 あの頃ペニー・レインと(2000)

【あらすじ】
15歳の少年ウィリアムは伝説的なロック・ライターに自分の記事が気に入られ、ローリングストーン誌の仕事をもらう。さっそく取材で楽屋を訪れた彼は、グルーピーの中にいたペニー・レインに一目惚れする。

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【感想】

中学生くらいの男子って、何で大人のお姉さんに弱いんだろうね〜。

こんな綺麗でセクシーなお姉さんがちょっと気のある素振りを見せてきたら95%の男子は骨抜きになっちゃうよ。

自分はバンドとかに興味がないのでそこまでハマらなかったけど、音楽やったことのある人には最高の恋愛映画かもね。

 

第43位 ロミオ&ジュリエット(1996)

【あらすじ】
舞台を現代に変え、シェークスピアの『ロミオとジュリエット』を映画化。いがみ合うモンタギュー家とキャピュレット家をギャングという設定に変更するなど、思い切ったアレンジが加えられている。

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【感想】

まぁオチは観る前から分かってるんですけどね。

 

この映画はそんなことはどうでも良くて、全盛期イケメンのレオナルドディカプリオを鑑賞する映画です。

こんなお顔に生まれたかったですよ、はい。

 

第42位 once ダブリンの街角で(2006)

【あらすじ】
男は穴の開いたギターで毎日のように街角に立ち、歌を歌うストリート・ミュージシャン。そんな男の前に現われ、あれやこれやと話しかける花売りの若い女。彼女はチェコからの移民で、楽しみは楽器店でピアノを弾かせてもらうこと。彼女のピアノに心動かされた男は、一緒にセッションしてみないかと持ちかける。

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【感想】

自分がダブリンに住んでたこともあり、思い入れの深い作品。

実際のダブリンにも本当に毎日彼らのようなストリートミュージシャンがいて道端で演奏しているので、ダブリンは音楽の絶えない陽気な街なのです。

そんなダブリンの片隅で生まれた小さな恋。

とても素敵な恋愛映画なので、是非いろんな人に見て欲しいです。

 

第41位 ある天文学者の恋文(2016)

【あらすじ】
著名な天文学者エドとその教え子エイミーは恋人同士。しかし2人の親密な関係は周囲には秘密にされていた。そんなある日、大学の講義に出席したエイミーは、エドが4日前に亡くなっていたことを知る。悲しみに暮れるエイミーだったが、その後もエドからの手紙や贈りものが届き続ける。その謎めいたメッセージに戸惑いつつも、彼が暮らしていたエディンバラや、かつて2人で時間を過ごしたイタリア湖水地方のサン・ジュリオ島などを巡り、彼が遺した謎に向き合っていくエイミーだったが…。

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【感想】

ニューシネマパラダイスの名匠トルナトーレ作ということもあり、初めて見る街並みなのにどこか懐かしいような気持ちにさせる。

サスペンス要素も盛り込み、ハラハラしながら観ることができ、飽きずに楽しめる作品。

教授の愛が凄すぎて若干怖い。笑

 

第40位 マンマ・ミーア!(2008)

【あらすじ】
ギリシャの美しいリゾート地、カロカイリ島。小さなホテルを営む母ドナと2人暮らしのソフィは、恋人スカイとの結婚式をいよいよ明日に控えていた。またそんな彼女には、“父親と結婚式のヴァージン・ロードを歩きたい”という密かな夢があった。未だに父親が誰なのかを知らないソフィは、その夢を叶えるため、母の日記に書かれていた3人の父親候補をこっそり招待していたのだが…。

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【感想】

ABBAの名曲が散りばめられていて、美しいエーゲ海の景色と相まって最初から最後までキラキラ輝いている映画。

メリル・ストリープ演じるママの4角関係もワクワクしながら観られる。

泣ける恋愛映画とは全然違うけれど、軽い気持ちでとりあえずハッピーな気分になりたい!という方にはおすすめ。

 

第39位 私の少女時代-Our Times-(2015)

【あらすじ】
1990年代の台湾を舞台にした青春ストーリー。学校一のエリート君に恋をしていたメガネでのろまな主人公。だが、ひょんなことから接する機会が増えた学校一のヤンキーが次第に気になる存在となり...

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【感想】

後ほど紹介しますが、台湾の青春映画には『あの頃、きみを追いかけた』という超名作がありまして。

本作は舞台も同じ1990年代の台湾、かつ学園モノということで非常に期待値の高かった映画です。

あの頃〜は男子目線での恋愛を描いていましたが、こちらは女子目線。

だからかどうか分かりませんが、自分はあの頃〜の方が好きでした。

でも、この作品も面白いんですよ。どこか懐かしい台湾の景色に癒されながら、胸キュンしてください。

 

第38位 (500)日のサマー(2009)

【あらすじ】
グリーティングカードの会社に勤めるライター、トム。彼はある日、アシスタントとして入社してきたサマーに一目惚れしてしまう。やがて、ぎこちないながらもサマーとの距離を縮め、ついに晴れて交際へと漕ぎ着ける。このバラ色の時間がいつまでも続くと信じて疑わないトムだったが…。

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【感想】

オシャレ女子に「好きな恋愛映画は?」って聞くと82%の確率で挙げられる映画(偏見)。

時間軸がぐちゃぐちゃなので、頭も使うがその分観終わった後のスッキリ感も強い。

いや、あのラストはスッキリしないか…?笑

 

第37位 マイ・ガール(1991)

【あらすじ】
’72年、ペンシルヴェニア州マディソン。ベーダ(クラムスキー)は、葬儀屋を営むやもめ暮しのハリー(エイクロイド)と少し老人性痴呆症気味の祖母と暮らす11才の女の子。遺体に死に化粧を施すために美容師のシェリー(リー・カーティス)が雇われ、ハリーとシェリーは次第に接近して行く。近所に住む幼なじみのトーマス(カルキン)と父の恋の邪魔をするベーダだったが効果は全く無し。やがて、ベーダとトーマスの間にも恋心が芽生えるのだが……。

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【感想】

一時は薬で死亡説すら流れたマコーレカルキン君がまだあどけなかった頃の作品。

少年少女の恋物語なのでドロドロしたことは一切なく、純粋な気持ちを思い出せます。

自分にもこんな時代があったのかしら(遠い目)…。

 

第36位 シザーハンズ(1990)

【あらすじ】
エドワードは、発明家の博士によって生み出された人造人間。だが、完成直前に博士が急死してしまった為、彼は両手がハサミのままこの世に残されてしまう。その後、ゴースト屋敷のような丘の上の家で、顔が傷だらけで孤独な日々を送っていた彼の元にある日、化粧品のセールス・ウーマンのペグが訪ねて来た。心優しい彼女は、そんな彼の姿に同情し、自分の家に連れて帰る。そうして家の中へ通された彼は、写真に写っているペグの娘キムに心奪われ、彼女に恋してしまうが……。

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【感想】

私は基本的にファンタジー物はあまり好きではないのですが、シザーハンズはすんなり受け入れられました。

愛している人と結ばれない運命にある、みたいな作品って多いですけど、「いかに結ばれない運命が過酷で乗り越えられないものなのか」が面白い作品とそうでない作品の違いかな〜と思っていて。

例えば後で出てくるけど『ブロークバック・マウンテン』なんかはもう絶対結ばれないじゃん!っていう絶望感が凄くてその分心に来るものがあるけれど、「好きな人には夫/妻がいて…」レベルの話は別に何とも思わなかったり。

その点本作は「結ばれなさ度」が割と高めだったから感動したんだと思う。

 

第35位 ラブ&ドラッグ(2011)

【あらすじ】
イケメン・プレイボーイのジェイミーは、世界最大の製薬会社ファイザーのセールスマンに働き口を見つける。持ち前の話術で病院相手に奮闘するが、強力なライバル商品の前になかなか成績を上げられずにいた。そんなある日、病院で若年性パーキンソン病に苦しむ美女マギーと出会い、恋に落ちるジェイミーだったが…。

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【感想】
ブロークバックマウンテンで仮面夫婦を演じたジェクギレンホールとアンハサウェイが今度はちゃんと恋に落ちてて一安心。

 

〇ックスシーンが乱発するので初めてのデートで見ちゃ絶対ダメなやつ。笑

でも最後はホロリと泣けて、恋がしたくなる映画。

 

第34位 ウォールフラワー(2012)

【あらすじ】
内気な少年チャーリーは、高校デビューにみごとに失敗し、友だちの出来ないまま灰色の学園生活を送るハメに。そんなある日、彼は学園のはみ出し者を自認する陽気な兄妹パトリックとサムと出会い意気投合する。彼らの仲間に迎えられたチャーリーは、それまでとは見違えるように充実した高校生活を送るようになるのだったが…。

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【感想】
ハリーポッター以外でのエマワトソンを初めて見たのがこの作品。
内気な少年演じるローガンラーマンの童貞臭がリアルで、勝気なエマワトソン演じる少女えの思いに胸がキュンキュン。

恋愛映画っていうより青春映画と言った方が適切だと思うけど、青春と恋愛は切っても切り離せない関係だからね。
甘酸っぱいあの頃の気持ちを思い出す。

 

第33位 鑑定士と顔のない依頼人(2013)

【あらすじ】
一流の美術鑑定士にして、カリスマ的オークショニアのヴァージル・オールドマン。極端に人間嫌いな彼は、独身を貫き、彼が愛する美術品に囲まれて孤独で偏屈な人生を送っていた。そんなある日、彼のもとに、両親が遺した美術品を鑑定してほしいという依頼が舞い込む。ところが依頼人の女性は、決してヴァージルの前に姿を見せようとはしなかった。憤慨し、一度は依頼を断ろうとするヴァージルだったが…。

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【感想】
サスペンスなんだけど、鑑定士のおじいちゃんが姿も見えない謎の女性に心惹かれていく様子はまさに純愛。

途中まではなんて素敵な大人の恋愛関係なんだと思っていたのですが。。。

最後に壮大な伏線回収とともに驚くべき展開が待ち受けています。
そういえばこの映画、サスペンス映画だった。。。

恋愛映画ではないけど、ミステリーの中に恋愛要素がある映画が好きな人にはもってこいの作品。

 

第32位 アバウト・タイム~愛おしい時間について~(2013)

【あらすじ】
イギリス南西部コーンウォールに住む冴えない青年ティム。いまだ恋人もいない21歳の誕生日、父親から“一家の男たちにはタイムトラベルの能力がある”と告げられる。驚くティムだったが、その能力を活用して恋人作りに奔走する。やがてロンドンで働き始めたティムは、メアリーと出会い、恋に落ちるのだったが…。

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【感想】
基本的にSF映画が苦手なので、タイムトラベル物ということだけで敬遠していたのですが、「かけがえのないこの一瞬」をテーマにしているヒューマンドラマでもあるので割とすんなり受け入れられた。

まぁ伝えたいメッセージとしては名作『もしも昨日が選べたら』と同じで目新しさはないんだけど、やはり一人の人を思い続ける純粋さに心は動かされる。

恋人と観るのにぴったりのラブストーリー(←いないけど)。

 

第31位 あと1センチの恋(2014)

【あらすじ】
英国の小さな田舎町に暮らすロージーとアレックスは幼なじみの大親友。青春時代をずっと一緒に過ごしてきた2人は、どんなに恥ずかしいことでも遠慮なく言い合える関係。ところが、好きという言葉だけはどうしても言えなかった。そんな2人の夢は、米国ボストンの大学に一緒に進学すること。やがて2人とも合格し、夢が叶ったかに思われたが…。

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【感想】
お互い好きなのに、素直になれずすれ違い続ける...っていう、アメリカ版少女漫画のようなお話なんだけど、わたくしこういうコテコテの恋愛映画が割と好きだったりするのです。笑

これでもかっ!とすれ違い続ける2人に「も~、何やってんだよ!!」とイライラすること間違いなしなのですが、そこがこの映画の醍醐味でもあったり。

はー、こんな大恋愛してみたかったわー。


誰か今からでも遅くないんでオイラと恋愛してみません????

 

第30位 P.S.アイラブユー(2007)

【あらすじ】

ニューヨーク。ホリーは陽気で情熱的なアイルランド人の夫ジェリーとつましくも幸せに暮らしていた。だがある日突然、ジェリーは脳腫瘍でこの世を去ってしまう。それ以来、ホリーは悲しみのあまり電話にも出ず、引きこもり状態となるのだが…。

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【感想】
愛する妻を思い続ける夫の優しさ、深い愛情に涙腺崩壊すること多々。

思い出の地として出てくるアイルランドの景色が本当に美しくて、まさか数年後に私がアイルランドに行くことになるとは当時は思いもしなかったな。

登場人物が全員熟年なので、土曜日の夜に一人でしっぽり泣きたいときに観るのがおすすめ。

 

第29位 解夏(2003)

【あらすじ】
東京の小学校で教壇に立つ隆之。彼はある日、体の不調を訴えて幼なじみの医者、博信に診察を受ける。そして、徐々に視力を失っていくベーチェット病と診断された。隆之は恩師の朝村へ挨拶に行き、自らの病気を告白するとともに、朝村の娘で隆之の恋人である留学中の陽子とは別れることにしたと告げる。職を辞して長崎へ帰郷した隆之は、家族や友人に支えられ、懐かしい故郷の光景を目に焼き付けていく。そんな彼のもとにある時、陽子がやって来た。隆之は陽子の将来を思い、悩む。ある日、2人は聖福寺という寺を訪れ、そこで林という老人に出会う…。

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【感想】
2003~2006頃は純愛映画ブームに沸いていた日本映画界ですが、この作品はその時期の中でも序盤に公開された作品。

長崎の景色がとても美しく、絵になる。日本でも一番美しい街だと思う。

視力を失い、愛する人の顔や美しい故郷を二度と見れなくなってしまうって、恐いだろうな。
そんな主人公の不安と絶望が痛いほど伝わってきて、胸が苦しくなる。

 

第28位 愛を読むひと(2008)

【あらすじ】
1958年のドイツ。15歳のマイケルは偶然出会った年上のミステリアスな女性ハンナと激しい恋に落ちる。ところが、ある日突然ハンナは姿を消してしまう。8年後、法学生となったマイケルは、たまたま傍聴したナチスの戦犯を裁く法廷で、被告席に座る彼女と衝撃の再会を果たす。やがて、彼女が裁判で不利になることを承知で、ある“秘密”を守り通そうとしていることを知るマイケルだったが…。

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【感想】
少年と大人のお姉さんの恋愛なんだけど、ナチスという重いテーマが絡んでくるため軽い気持ちでは観られない、そんな恋愛映画。

2人のフルヌードシーンが出てくるため家族とは観ないように。

途中からどんどんシリアスになっていき、最後は見てるのが辛い。
一瞬でも愛した人があぁなったとしたら、自分だったらどう向き合うんだろう。
色々と考えさせられる映画だった。

 

第27位 小さな恋のメロディ(1971)

【あらすじ】
典型的な中流家庭のダニエルと、貧しいながらもやんちゃなトムは大の仲良し。2人は学校が終わると、いつも一緒に遊んでいた。そんなある日、2人は学校で女子生徒がバレエの練習をしている部屋を見つけ、のぞき見をしていた所、その中の一人の少女の姿がダニエルの目に止まった。その美しい少女の名前はメロディ。彼は彼女に夢中になってしまうが……。

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【感想】
少年少女の淡い初恋を描いた名作。
名前は聞いたことがあるけど観たことないって人が多いんじゃないかな。

2人が本当に可愛くて、ところどころ挟まれる挿入歌も懐かしい気持ちにさせるものばかりでキュンキュンが止まらない。

これがほぼ50年前の作品だなんて。


ちなみに主人公の男の子の今の姿は検索しない方が夢を壊さないと思いますw

 

第26位 世界にひとつのプレイブック(2012)

【あらすじ】
妻の浮気相手に暴行を働き、精神病院入りを余儀なくされたパット。ようやく退院したものの、妻ばかりか仕事も家も失ってしまい、実家に戻って社会復帰を図ることに。そんなある日、友人に誘われたディナーで若い未亡人ティファニーと出会う。彼女も心に問題を抱えており、そのエキセントリックな言動に振り回されるパットだったが…。

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【感想】
物語が動き出すまでに1時間くらいかかり最初は退屈な映画だなーと思ってたんですが、2人が目標に向かって共に頑張りだすところからは一気に面白くなる。
借りた時はヒューマンドラマだと思ってたんですけど、恋愛要素もあって、2人が恋に落ちることによってそれぞれのトラウマを乗り越えていく様に感動した!

 

 第25位 ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008)

【あらすじ】
1918年、ニューオーリンズ。80歳の老人の姿で産まれた男の子の赤ん坊。老人養護施設に捨てられた彼を施設の女性クイニーが拾い上げ、ベンジャミンと名付けて育てる。やがて彼は、成長するにつれ髪が増え、皺が減り、車椅子から立って歩けるようになるなど、普通の人間とは逆に若返っていくのだった。そしてある日、デイジーという少女と運命の出会いを果たすが…。

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【感想】
フォレストガンプと同じ脚本家ということで、フォレストガンプ風に主人公の一生を振り返っていく作品。

おじいさんの姿で生まれてくるとかいう衝撃的なアイデアなんだけど、これがまたいい味生んでる。
愛する人と進む時間が逆、ってこんなに苦しくてつらいんだというのを思い知らされる。

 

第24位 カールじいさんの空飛ぶ家(2009)

【あらすじ】
古いけれど手入れの行き届いた一軒家に暮らす老人カール。開発の波が押し寄せる中、頑なに家を守り抜いてきた。そこは、いまは亡き最愛の妻エリーとの素敵な思い出に満たされた、かけがえのない場所だった。しかし、ついに立ち退きを迫られたカールは、無数の風船を使って家ごと大空へと舞いあがるのだった。それは、エリーと約束した伝説の場所“パラダイス・フォール”への大冒険の始まりだったのだが…。

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【感想】

物語の大半は冒険劇ファンタジーなんだけど、その冒険の動機は妻への愛から。

開始5分でこんなに泣ける映画は珍しい。

恋愛映画とは若干違うけれど、妻を思うカールじいさんの愛に泣けます!

 

第23位 時をかける少女(2006)

【あらすじ】
ひょんなことから“タイムリープ”という不思議な能力を身につけた高校2年生の紺野真琴。相談した叔母の芳山和子からは、年頃の女の子にはよくあることだと教えられる。半信半疑の真琴だったが、いつしか使い方を覚えて些細な問題でも簡単にタイムリープで解決するようになるのだったが…。

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【感想】

甘酸っぱい青春描写もさることながら、この映画を名作たらしめているのは奥華子の主題歌『ガーネット』だと思います。

切ないひと時の恋にぴったりで涙を誘います。

 

第22位 50回目のファースト・キス(2004)

【あらすじ】
常夏の島ハワイ。水族館で獣医として働くプレイボーイのヘンリーは、ある日カフェでルーシーという女性と出会い、一目惚れ。意気投合した2人だったが、翌日また同じカフェで再会すると、彼女は冷たく他人行儀になっていた。実はルーシーは1年前に交通事故に遭い、その後遺症から一晩で前日の記憶を全てなくしてしまう短期記憶喪失障害を抱えていたのだった。家族や周囲の努力で、ルーシーはそうとは知らず同じ一日を繰り返していた。それでもヘンリーは毎日、初対面から始め、愛を告白する。こうして徐々に2人の関係は進展していくかに思われたが…。

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【感想】
愛する人の記憶はわずかしか持たない...というまぁありがちな設定ではあるのですが、ラブコメディなのでシリアスになりすぎず、笑いあり涙ありといった雰囲気で楽しめる映画。

やるせなさと切なさで胸がいっぱいになった主人公がヤケクソでビーチボーイズ歌うシーンは映画史に残る(と勝手に思ってる)!

 

第21位 17歳のエンディング・ノート(2012)

【あらすじ】
末期の白血病で大人になるまで生きられないと宣告された少女テッサは親友のゾーイを呼び出し、残りの人生で一生分の経験をするための「したいことリスト」を作成、ひとつひとつ実行に移していく。だが隣の家に大学生のアダムが引っ越してきたことから、彼女の計画は思わぬ方向に…。

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【感想】
天才少女だったダコタ・ファニングと、『戦火の馬』で鮮烈なデビューを果たしたジェレミー・アーヴァインの恋愛映画と聞いてこれは見逃せない!と思って借りてきた作品。

死ぬまでにしたいナントカ的な話ではあるんだけど、17歳っていう人生で最も輝いている瞬間の2人の少年少女が恋に落ちるのは何度見てもたまらないし胸がキュンとなる。

ダコタ演じる少女がどこかシニカルな感じで(後で出てくる『きっと、星のせいじゃない。』も同じだね)、お涙ちょうだいになりすぎてないのもいい。まあ結局泣くんですけどねw

 

第20位 砂時計(2008)

【あらすじ】
東京から島根に移り住んだ14歳の水瀬杏は、自然豊かな田舎で自分の居場所を見つけ、宝物のような初恋を経験する。それから12年後、再び運命が回り出し……。

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【感想】
夏帆池松壮亮の高校時代編は邦画史上類を見ないほどのキュンキュンさ。
島根の田舎ならこんな純粋なカップルもいそうだよなーと思わせるリアルさだし、2人のファーストキスのシーンは思わず「キャー」と叫んでしまいました←※私は男です。

最近のチープな少女漫画モノ映画なんか興味ない!高校生の恋愛をもっと王道路線で描いた作品が観たい!という方にはぜひおすすめ。

 

が、しかし!問題は成人後パートなのである。

 

まず夏帆の成人後が松下奈緒、池松の成人後が全く見たことない無名の新人で、2人とも整形したっ?てレベルで顔が違いすぎて全く話に入り込めない。

おまけに、池松の成人後役のお前、いくらなんでも棒演技すぎるだろ!!

下手すぎて最初聞き間違いかと思って巻き戻しましたよってくらい下手です。この作品の前にも後にも彼の姿を見かけないので、まぁそういうことなんでしょう。

 

第19位 博士と彼女のセオリー(2014)

【あらすじ】
1963年、イギリス。名門ケンブリッジ大学大学院で理論物理学を研究する天才学生スティーヴン・ホーキング。彼は、パーティで出逢った女性ジェーンと恋に落ちる。ところが、その頃からスティーヴンの体調に異変が起き始める。やがてALSと診断され、余命2年と宣告されてしまう。それでもジェーンは、将来を悲観したスティーヴンや周囲の反対を押し切り、彼と結婚する道を選ぶのだったが…。

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【感想】
つい最近(2018年3月)、ホーキンズ博士がお亡くなりになったとのニュースがあり、この作品が取り上げられたことでご存知の方も多いのではないでしょうか。

正確にはこの作品を恋愛映画と言っては失礼なのですが、博士と奥さんの出会い、病の発覚、愛した人がどんどん病で別人になっていく悲しみ、など、博士夫婦の間で色々な葛藤があり、涙を誘うのです。

まだまだ子供たちも小さく、本来なら家父として家族を守っていかなければならないのに、愛する妻に介護されることとなる博士の苦悩が痛いほど感じられ、嗚咽するほどに泣いてしまいました...笑

 

第18位 耳をすませば(1995)

【あらすじ】
本が大好きな中学生の少女・雫。彼女はある時、図書カードに何度も連ねられた男子の名を見つける。その男子・天沢聖司の名に、淡い恋心を抱く雫。だが実際の天沢は、ぶしつけで粗野なヤツだった・・・。

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【感想】
これはもう観たことない人はいないんじゃないですか。
言わずと知れたジブリの傑作。
聖治役の声優は、いまをときめく高橋一生だって知ってますか?

カントリーロードのメロディに乗せて、中学生の淡い初恋が胸にきゅんと沁みます。

 

第17位 フィリップ、きみを愛してる!(2009)

【あらすじ】
IQ169の元警官スティーヴン・ラッセルは、交通事故に遭ったのをきっかけに、偽りの人生を改めようと決意、妻にゲイであることを告白する。そして、ゲイの生活にはお金が掛かると詐欺師に転向。そんなある日、保険金詐欺の罪で投獄されしまったスティーヴンは、獄中でフィリップ・モリスという運命の人と出会ってしまうのだが…。

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【感想】
笑いあり、ド下ネタあり、涙ありと感情が忙しいラブコメディ。

ゲイの恋愛映画って、直球ドストレートの純愛映画か笑いに全振りしたコメディしかなかったけれど、この映画はちょうどいい塩梅。

最後は号泣。。。かと思いきや、この映画、ただでは終わりません。

そしてこのエンディング、結構後味が悪いような気がしたのは私だけ?

 

第16位 ブルックリン(2015)

【あらすじ】
アイルランドの小さな町エニスコーシーで姉と母と3人で暮らす少女エイリシュ。町の食料品店で意地悪な女店主にこき使われ、閉塞した日々を送っていた。そんな妹を心配した姉ローズの力添えを得て、エイリシュは一大決心の末に単身アメリカのニューヨークへと渡る。ブルックリンの高級デパートで売り子として働き、同郷の女性たちと寮生活を送るエイリシュだったが…。

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【感想】
私も初めての海外生活の当初は毎日ホームシックで泣いていたので、主人公の気持ちが痛いほどわかって。。。

特に当時はSkypeなんかもないし、そう簡単には故郷に帰れないし、心細かっただろうなーと。

そんなホームシックな状況を救ってくれたのは、イタリア移民の青年。

この彼が本当に健気で。決して美少年ではないんだけど愛らしい笑顔が素敵。
この彼を振り回す主人公を殴りたくなる時もあったけど、感動できる素敵な作品なので皆さんにも観てほしい。

 

第15位 ウォーリー(2008)

【あらすじ】
人類が新たな入植地を求め宇宙へと去ってから長い年月が経つ29世紀の地球。そこでは700年間、一体のゴミ処理ロボット、ウォーリーが人間たちの残したゴミを独り黙々と片付けていた…。

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【感想】
ディズニー作品で泣かされる日が来るとは思わなかったよ。

独りぼっちだったロボットが、空からやってきた最新ロボットに恋をするっていう斬新なストーリーもいいし、彼女を取り戻すため必死に頑張る男ロボットの姿に目頭が熱くなる。

ディズニーだからって舐めてかかると(涙で)痛い目にあいますよ!

 

第14位 プリティ・ウーマン(1990)

【あらすじ】
ウォール街きっての実業家ルイスが気まぐれに一週間のアシスタント契約を結んだコールガールのビビアン。しかし、彼女は瞬く間にエレガントな女性に変身。その美しさと勝気な性格にルイスは次第に心魅かれていくのだが……。

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【感想】
有名作品であるがゆえに何となく避けてきたんだけど、有名作品が有名なのにはちゃんと理由があるわけで。しっかり面白かったです。

ジュリアロバーツは本当にこういう「勝気ではちゃめちゃだけど実は心がきれい」みたいな役が似合う。

あの名曲Pretty Womanが流れるシーンはテンションあがる!

最後のシーンも映画史に残る名シーンなので、映画ファンなら必見です。

 

第13位 いま、会いにゆきます(2004)

【あらすじ】
秋穂巧は一年前、妻の澪に先立たれ、以来ひとり息子の佑司と2人でつましくも幸せに暮らしていた。そんな梅雨のある日、逝ったはずの澪が森の中に姿を現わす。だが、彼女は生前の記憶を一切失ってしまっていた。それでも巧と佑司は澪を温かく迎え、3人での生活を再び始めることに。そして、巧は彼女に自分たちの恋の歴史を語るうち、互いの間に“二度目”の恋が芽生え、佑司は“二度目”となる母と息子の交流に心から喜んでいた。こうして、彼らの幸せな暮らしは以前と変わらず永遠に続くと思われたが…。

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【感想】
死んだ妻が蘇るっていうSF的要素があるため、受け入れられない人もいると思うんですけど、それを上回る感動があるので、食わず嫌いしている方は絶対観た方がいい。

ぶっちゃけ私もSF作品は苦手なのですが、この映画を観て別にSF要素が入ってもいいんじゃないかという気がしてきました。

だって映画だし!!

ひまわり畑でのキスシーンは邦画史上でも指折りの美しさです。

 

第12位 ゴースト ニューヨークの幻(1990)

【あらすじ】
強盗に襲われ命を落とした男は、幽霊となって恋人の側に現れるが、彼女には彼の存在がまるで伝わらない。やがて自分を殺した強盗が彼女にも迫っている事を知った男は、彼の声を聞く事の出来る霊媒師の力を借りて危険を知らせようとするが……。

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【感想】
こちらも「名作と呼ばれる作品にはそう呼ばれる理由がある」という言葉にふさわしい作品。

いま会いにゆきますとは違い、死んだ夫の姿は妻には見えないけれど、夫はしっかり幽霊として意識があるという設定。

死してなお愛する人を守り続ける夫の誠実さに心揺さぶられること間違いなし。

オーマーイラーブ♪の音楽に合わせて陶芸?する2人のシーンは映画史に残る名シーン。

 

第11位 世界の中心で、愛をさけぶ(2004)

【あらすじ】
結婚を控えていた朔太郎は、婚約者・律子の突然の失踪に困惑する。律子の行き先が四国と知り、彼女を追って四国へ向かう朔太郎。しかし、そこは朔太郎の故郷であり、彼の初恋の相手にして最愛の人・アキとの思い出が眠る場所でもあった。朔太郎は次第に初恋時代の思い出の中に迷い込んでいく――。高校2年の朔太郎は、アキとの甘く淡い恋に浸っていた。ウォークマンでの声の交換日記や無人島への一泊旅行…。ところが、約束されていたと思われた2人の明るい未来は、アキが不治の病であることが発覚し一転してしまう。

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【感想】
長澤まさみ出世作にして代表作。

「助けてください!!!」のシーンはあまりにも有名ですよね。

コメディ要素は一切なく、病に倒れる少女とそんな彼女を心から愛する少年の純愛を描いた王道作品。

「王道」という言葉をネガティブに捉える人も多いようですけど、私は「王道」作品こそ名作だと思ってます。
その後の類似作品の基盤を作った作品が「王道」なんだから、それだけ後世に与える影響力が大きいってことでしょ?

その点セカチューは、「病気×恋愛」映画のど真ん中の道を整備した作品であり、後世に語り継がれるべき作品だと思うのです。

 

第10位 きっと、星のせいじゃない。(2014)

【あらすじ】
17歳のヘイゼルは、末期のガンで肺の機能も低下し、酸素ボンベが手放せない。入退院を繰り返しているせいで学校にも通えず、友だちもいない。そんなある日、両親にお願いされ、好きでもないガン患者の集会“サポートグループ”に参加した彼女は、骨肉腫で片足を切断した高校バスケットの元スター選手ガスと出会う。すぐに意気投合する2人だったが…。

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【感想】
「17歳のエンディングノート」同様、病を抱えながらもどこかシニカルな少女が恋に落ちる話。

ただこちらの作品の方が恋の相手役の人間性も深堀されていて、感情移入しやすい気がする。

何より病を抱える2人が思い出を作るために向かったアムステルダムの景色が美しい。
命が尽きる前に、こんなに心から愛し合える人に出会えたら幸せなんだろうな(涙

 

第9位 ノッティングヒルの恋人(1999)

【あらすじ】
ウェストロンドンにある平凡な街“ノッティングヒル”。そこで小さな本屋を経営するウィリアムの店に、ある日偶然ハリウッドスターのアナ・スコットが訪れる。互いに運命を感じた2人は、やがて恋に落ちるが……。

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【感想】
ヒューグラントが珍しく真面目に恋愛映画の主人公やってる作品。
ノッティングヒルという可愛らしい街並みの外れにある本屋さんで、大女優と一店員が恋に落ちるっていう設定が素敵。

大女優でも恋に落ちるのは誠実な心を持った一般人なんだなというところにも共感。

エンディングに流れる"She"の音楽も最高。

一人で観ても、家族と観ても、恋人と観ても楽しめる素晴らしい恋愛映画です。

 

第8位 ローマの休日(1953)

【あらすじ】
ヨーロッパ最古の王室の王位継承者であるアン王女は、欧州各国を親善旅行で訪れていた。ローマでも公務を無難にこなしていくアン。だが実は、彼女はこれまでのハードスケジュールで疲れやストレスが溜まっていた。主治医に鎮静剤を投与されるものの、気の高ぶりからか逆に目が冴えてしまった彼女は、こっそり夜のローマの街へ繰り出すことに。やがて、薬が効いてくるとベンチで寝入ってしまうアン。そこへ偶然通りかかったアメリカ人の新聞記者ジョーは、彼女を一国の王女であることも知らずに自分のアパートで休ませるのだが…。

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【感想】
この世に知らない人はいないんじゃないかというくらい有名な作品。

この映画の魅力は何と言ってもオードリー・ヘプバーン。当時の女性がみんな彼女の髪型をまねしたのもうなずける美しさ。
この世のものとは思えない。

ローマの情景も本当に素晴らしく、この映画がイタリアの観光収入を支えていると言っても過言ではない。

新聞記者と王女の一日の恋というテーマも素晴らしく、切なくも爽やかな2人の恋に前向きになれる。

 

第7位 ラ・ラ・ランド(2016)

【あらすじ】
いつか自分の店を持ちたいと願う売れないジャズピアニストのセブ(ゴズリング)と、女優を夢見てオーディションに挑戦するも落ちてばかりいるミア(ストーン)。夢を追う二人の恋の行方が、名作ミュージカルへの敬意あふれる華麗な音楽とダンスに乗せてドラマティックに描かれる。

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【感想】
まずこの映画は音楽が最高!

いきなり始まるAnother Day of Sunでいきなりテンションは最高潮。

お互い夢を持つ2人の男女が恋におち、すれ違っていく様子が見ていて辛い。

でも、全ての恋愛が映画のように美しいものではなく、実際の恋愛ってこんな風にすれ違ってしまうことがほとんどなんじゃないかな。

「すべての夢追い人に捧げる映画」というテーマも胸に突き刺さります。

2人の選択は間違ってないと思う!
私も夢に向かって頑張らなきゃ!!

 

第6位 ボディガード(1992)

【あらすじ】
脅迫状が次々と送り付けられる傲慢な女性シンガーを、敏腕ボディガードが警護をすることになるが、険悪な関係から次第に愛情が芽生え始める。しかし魔の手は次第に過激さを増し……。

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【感想】
日本ではバラエティ番組でしか使われなくなってしまった”I Will Always Love You”ですが、本来はこんなに美しく素晴らしい歌なんだとエンディングで実感できます。

ストーリーは王道中の王道なんだけど、セカチューの感想でも述べたように、王道だからこそ名作なんだと思います。

この頃のケビンコスナーは本当にダンディでかっこいい。
世界中の女性が彼に夢中になったのも納得。

 

第5位 タイタニック(1997)

【あらすじ】
1912年、イギリスのサウザンプトン港から豪華客船タイタニックが処女航海に出発した。上流階級の娘ローズは、母親が決めた婚約者で大資産家キャルとの船旅に気持ちが塞いでいた。一方、賭けに勝って三等の切符を手に入れた画家志望の青年ジャックは、新天地アメリカへの希望で胸を膨らませる。そんな2人は船上で運命的に出会い、お互いに強く惹かれていくのだが…。

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【感想】
恋愛映画といえば?というお題を投げたらおそらく最も多くの人が答えるであろう超有名作品にして傑作。

レオ様もイケメン度では全盛期だし、ストーリーも王道ですがハラハラできるシーンも多々あるので、3時間超の長尺も全く気にならない。

主題歌もボディガードに負けないぐらい有名。

観たことがない人はまずこの作品を観てください!

 

第4位 あの頃、きみを追いかけた(2011)

【あらすじ】
1994年、台湾中西部の町、彰化(しょうか)。高校生のコートンは、悪友たちとバカなことをしてふざけ合い、能天気な毎日を送っていた。そんなコートンに手を焼いた教師は、クラス一の優等生チアイーに指導役を命じる。最初は反発し合うものの、ある出来事をきっかけに距離が近づき始めるコートンとチアイーだったが…。

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【感想】
台湾映画にこんな名作があるなんて全然知らなかった!

どこか懐かしい台湾の風景に、馬鹿ばかりやる男子高校生の姿に、心をくすぐるシーンばかり。

普段はおちゃらけた主人公が本気で恋に落ちていくストーリー、思い通りにはならない二人の恋愛、そして最後の結末に涙が止まらない。

ノスタルジーな気分に浸れる純愛映画なので、鑑賞するときはティッシュ必須です!

 

第3位 ラブ・アクチュアリー(2003)

【あらすじ】
12月のロンドン。クリスマスを目前に控え、誰もが愛を求め、愛をカタチにしようと浮き足立つ季節。新たに英国の首相となったデヴィッドは、国民の熱い期待とは裏腹に、ひと目惚れした秘書のナタリーのことで頭がいっぱい。一方街では、最愛の妻を亡くした男が、初恋が原因とも知らず元気をなくした義理の息子に気を揉み、恋人に裏切られ傷心の作家は言葉の通じないポルトガル人家政婦に恋をしてしまい、夫の不審な行動に妻の疑惑が芽生え、内気なOLの2年7ヵ月の片想いは新たな展開を迎えようとしていた…。

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【感想】
毎年クリスマスの頃になると借りたくなるけれど、みんな考えることは同じなのでここ5年間クリスマスの時期に観れたためしがないラブコメディの傑作。

ヒューグラント演じる首相のダンスシーンや、親友の新妻への秘め続けた思いを伝えるフリップでの告白シーン、男の子が恋をする少女のAll I Want For Christmas is You歌唱シーンなど、忘れられない名シーンのオンパレードで息つく暇もない。

中には結ばれないカップルもいて、ほろ苦くて切ない。
でもそこがまたいいスパイスなんだなぁ。

とにかくこの映画を観ると恋がしたくなる!


誰か私の恋人になりませんか!!(←いい加減黙れ)

 

第2位 きみに読む物語(2004)

【あらすじ】
とある療養施設に独り暮らす初老の女性。彼女は若かりし情熱の日々の想い出を全て失っていた。そんな彼女のもとへデュークと名乗る初老の男が定期的に通い、ある物語を読み聞かせている。それは古き良き時代、アメリカ南部の夏の恋物語だった――。1940年、ノース・カロライナ州シーブルック。裕福な家族とひと夏を過ごしにやって来た少女アリーは、そこで地元の青年ノアと出会う。その時、青年のほうは彼女こそ運命の人と直感、一方のアリーもまたノアに強く惹かれていくのだった。こうして、2人の恋は次第に熱く燃え上がっていくのだが…。

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【感想】
もうね、涙の洪水です。

こんな素敵な恋愛をできたら人生悔いなく終われますよ。

本当はお互い大好きなのに、様々な障害が2人の恋路を阻むんですよ。
もうね、レイチェルマクアダムスのお母さん役の人には殺意を覚えましたよ、途中までは。これ以上言うとネタバレになるから言いませんが。

この映画でライアンゴズリングにはまった女性も多いのでは?

それくらいこの映画でのライアンはかっこいいです。
何でしょうね、よーく見ると結構ファニーフェイスなのですが、男の色気がすさまじいんですよね。

オチは結構すぐわかっちゃうと思うんですけど、そんなことは別にこの映画で重要ではなくて、2人の大恋愛がどうなるのか、その一点だけがこの映画の醍醐味なんです。
本当に泣けます。

 

もしこの映画を観てあなたの恋人が泣かなかったらその人とは別れた方がいいです。

 

第1位 ブロークバック・マウンテン(2005)

【あらすじ】
1963年、ワイオミング。ブロークバック・マウンテンの農牧場に季節労働者として雇われ、運命の出逢いを果たした2人の青年、イニスとジャック。彼らは山でキャンプをしながら羊の放牧の管理を任される。寡黙なイニスと天衣無縫なジャック。対照的な2人は次第に深い友情を築いていく。そしていつしか2人の感情は、彼ら自身気づかぬうちに、友情を超えたものへと変わっていくのだったが…。

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【感想】
愛してはいけない人を愛してしまった男たちの苦悩が痛いほど胸に突き刺さる。

ゲイの人たちの中には世間体を気にしてカモフラージュのため女性と結婚する人も多いようですが、偽りの愛を続けていくことの難しさ・辛さがどれほどかをこの映画を観て実感。

隠れるようにブロークバックマウンテンで逢瀬を重ねる2人ですが、本当は毎日会いたいのに1年に1,2回しか会えない、しかも隠れるようにコソコソしなければいけない、そんなストレスに耐えきれず感情をぶつけ合う2人に私の涙腺が崩壊。

愛したいけど愛せない、本当に愛した人とは絶対に結ばれない、、、
それがどれだけ絶望的で辛いかをこれでもかと突きつけてくる映画。

全ての人に観てほしい、歴史に残る大傑作です。

 

 

さて、つらつらと50作品を独断と偏見でお勧め順に並べてしまいましたが、私は決して映画通ではないので、本当に映画好きの方から見たら「なんでこんな映画選んでんの??」って感じだと思います。

ですが少しでも多くの人に、私が好きな映画を知ってもらいたくて、特にベスト20くらいからは本当に大好きな映画たちなので、少しでも多くの方が素敵な映画と出会うきっかけを作れていたら幸いです。