Couch Potato

旅行・バレーボール・映画などなど、日々のあれこれについて綴るブログです。

ロシア女子バレーの白い巨塔・ガモワ

中学時代、身長が175cmほどある女の子がクラスメイトにいて、男子から「ガモワ」と呼ばれていました。
…そんなわけで、今日は女子バレーボール史上最高身長の204cmを誇るロシアのエース・ガモワについて少しご紹介させてください。

 204cmの絶対的エース

エカテリーナ・ガモワ。
バレーボールファンならほぼ100%知っているこの有名選手、その圧倒的な高さはジャンプせずにちょっと手を伸ばしただけで腕先がネットから出るほどです。
2006年のワールドグランプリで、日本のセッター竹下の全力ジャンプからのツーアタックをジャンプもせずにガモワがブロックしたシーンは今でもバレーファンの語り草となっています。(ちなみに2012ロンドン五輪で竹下がガモワをブロックしたシーンも世界中の低身長バレーボーラーの間で語り継がれていますw)

決して「うまい」選手ではありませんが、攻撃面だけ見れば、間違いなく歴代女子バレーの神7に入る選手です(ベスト5となると微妙か…?)

バックアタックが相手コートのアタックラインより内側に落ちるのを見たのはガモワが初めてでしたよ…
こちらの動画の5:45以降を見れば、ガモワの凄さがわかると思います。

Ekaterina Gamova destrói e faz 35 pontos na final do mundial de 2010 - YouTube


プレーも態度も女王様級?

凄いのはプレーだけではありません。
ガモワは試合中の態度が悪いので有名です。笑
2006の世界選手権は生で見ていたので今でも覚えているのですが、ブラジルとの試合中に、ロシアのMBメルクロワがブラジルのファビアナをシャットしたあと、ガモワが何かを言って挑発して、ブラジル側がブチ切れ、一触即発になったシーンは強烈でした…
このシーンは確かYoutubeに落ちていると思うので気になる方は探してみてね。

女王様ガモワは中小大会なんて出たくありません。
2004アテネ五輪以降は世界選手権やオリンピックのある年だけナショナルチームに参加するふてぶてしさ(!?)を見せつけます。
まぁそんなところもガモワの魅力なんですが…
最近こういう濃いキャラ減ったもんな…

五輪に嫌われた女王ガモワ

2006・2010の世界選手権で2連覇を達成するなど名実ともに世界トップクラスのエースだったガモワですが、オリンピックの優勝には縁がなく、2000シドニー、2004アテネ、2008北京、2012ロンドンと4大会に出場するも、銀メダル、銀メダル、ベスト8、ベスト8と結局最後まで金メダルを獲得することはできませんでした。
アテネ五輪決勝で中国に敗れた後、大泣きながら悔しさを爆発させるガモワの姿には思わず胸を打たれました。

引退、そして伝説へ

そんなガモワも2016年、リオ五輪を前に引退を発表。
ロシア女子バレーの一時代にピリオドが打たれた瞬間でした。

監督との不和疑惑や試合中の問題行動など何かとお騒がせなガモワでしたが、間違いなく2000年代の女子バレー界を彩った大エースです。
ロシアの白い巨塔よ、永遠なれ。