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Couch Potato

旅行・バレーボール・映画などなど、日々のあれこれについて綴るブログです。

ベッキー騒動が炙り出した日本社会の闇

社会問題 雑談

タレントのベッキーが人気バンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル川谷絵音と不倫関係にあったことが週刊文春により明らかになり、世間を騒がせた事件。

皆さん当然ご存知だと思うので、詳細は割愛します。

 

ベッキーが叩かれる理由

私はこの一連の騒動に強い違和感を感じています。

なぜベッキーはこれほどまでに叩かれなければならないのか?

正直、ネットやメディアによるベッキー叩きの具合は尋常ではありません。

「アンチ・ベッキー」の方々が彼女を攻撃している際に用いる論理には、主に以下のものが挙げられます。

①妻のいる男性と不倫行為をしているという自覚がありながらも、ずるずると関係を続けてしまったから。

②会見で「ただの友達」と嘘をついたから。

③彼女のイメージが清純なものだったため、そのイメージが壊れてテレビ局やスポンサーに大きな迷惑をかけたから。

 

確かに①・②に関してはベッキーにも責任はあります。

不倫はしてはいけない行為ですし、会見できちんと事実を話すべきだったという意見も正しいでしょう。

しかし、いくらなんでも批判が大きすぎ&いつまでも批判しすぎではありませんか?

ベッキーが表舞台から去って早8か月ほど、いまだにネットではベッキーを侮辱するスレッドが乱立し、週刊誌もベッキーがただ買い物をしているだけで魔女狩りのようにその詳細を記事にする。

この状況ははっきり言って異常です。

たかが一人の女性が男性と不倫をしてしまった。

川谷氏の妻は精神的苦痛を被ったが、ベッキーは既に彼女に謝罪し、慰謝料も支払い済みだという。

しかしメディアの取り上げ方は、まるで人を殺めてしまった誰かを扱っているような勢いで連日彼女の「悪行」を取り上げ、おそらく以前彼女と共演したことがあるであろうコメンテーターに彼女の悪口を言わせる。

少しでも彼女をかばう発言をしようものなら今度はその有名人が叩かれる。

 

隠れた女性蔑視

そして問題③。

これがこのベッキー事件の背後にある全ての原因だと思います。

「清純派」「明るく元気」

考えてみれば、若手女優などにこうしたイメージで売っている女優が数多く存在しますね。

ベッキーもその一人。「性」のにおいを全く感じさせないキャラクターとして、世間からは受け止められてきました。

 

ここに問題があります。

どうも日本社会の間では「女性は性に厳しく純潔であるべき」みたいな女性の性に関する偏見がはびこっているように感じられます。

「男は仕事、女は家庭」の時代の名残でしょうか。

 

2016年には他にも、

狩野英孝

桂文枝

米米CLUB・石井竜也

中村橋之助

などなど多くの男性芸能人の浮気・不倫が報じられてきましたが、ベッキーと同じくらい世間に叩かれた人はこの中にいますでしょうか?

中村橋之助などは「女は芸の肥やし」だとかなんとか言われて「しょうがない」なんて言ってる人たちも大勢いますし。

要するに「女が不倫をするなんてけしからん!!」ってことですよね。

清純?純潔?

そんなくだらないイメージなんてくそくらえですよ。

「清純派女優」なんて言葉がなくならない限りは永遠にこうした魔女狩りが繰り返されるのだと思います。

 

女性は性に慎ましくあれ!男の多少の火遊びは仕方ない!

なんていう欧米のフェミニストが卒倒しそうな論理がまかり通っている現状を見ると日本の男女平等の実現にはまだしばらく時間がかかりそうですね。